中期_W7/8

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まだ学校に行っています。行き帰りの電車で泣く日が減ってきたかな、学校に行きたくないに慣れてきたかな、と思っていたらここ三日はまた揺り戻し。昨日の金曜日は何回かうまく行っていた実技でまた非道い目に遭い、実技室が怖いのがフラッシュバックする。忘れるな、と思う。自分の「生きる力」は悲しさと苦しさになって噴き上げてくる。呼吸法で吐く息とともに手放せ、と言いますけどね、きりがない。泉が枯れたら死ぬんじゃないの。

では二週間を遡ります。
土曜日、可も不可もないという意味で良い日。Nさんが本郷三丁目三原堂の「ダディベアどらやき」©︎末次由紀を下さった。夜間部で補給食が絶対必要な中、お菓子のやりとりをする相手ができたのは輝かしい進歩と言える。前期にそういう風習はなかった。最初に菓子を配ってくれたのはO王子。マスク顔しか知らないハンサムな若者である。
金曜日、実技。先々週に「実技で具合が悪くなる」と宣言して見学することにした。見学は実技の相手に迷惑をかけることになる。相手に不利にならない工夫を探りながら数回はうまく行ったのだが、昨日の相手は自分の好きな人を連れてきて二人でやっていた。入れてもらっても二人で話すので気が散る。見学ってこういう目に遭うのか、という経験。とても寂しい 90 分が過ぎて、また実技室が嫌いになった。更衣室で iPhone 12 を割った、A bad day.
木曜日、職安に行ってから登校。教育訓練給付金の初の支給申請でした。
水曜日、学外の講習会からタクシーで登校(六回目)。水曜日が楽しみで生きている。同じ学校から行っているHが 15 分以上遅刻してくる(二回目)。M先生が優しく、雑談して待つ。俺はまあ、怒りすぎと家人に呆れられる人間だがきちきち細かく怒ってるぜ。
火曜日、行って帰ってきただけでえらい。
月曜日は朝から帰宅までイヤな気分でぐったりした。オンライン講義の社会福祉が「団塊ジュニアが悪い」と言うので絶望する。気が晴れるかと日本橋の誠品生活に行きユアンソープを買い込むもまったく効果なし、泣きながら登校。
日曜日、出かけた! 学校に入って初。八高線の先の高麗でアリサンのヴィーガン丼を食べて不味くて怒る。自然食を好むのは美味しいからだ、ばかやろう。巾着田の散歩はとてもよかった。本当に久しぶりに川に触った。まだ暑さが残る、秋の日曜日。

その前の週の特記事項は、木曜日に『007: No Time To Die』、水曜日の学外の講習会で師匠が動いて喋る貴重な映像の DVD を購入した。泣きます。師匠は自分が十歳の年に早世されている。VHS の前のホームビデオの映像だそうだ。師匠の本を読んでも「やらないと理解できない」→そうだ学校に行こう、という順序だからね。道は同じです、とオイゲン・ヘリゲル『日本の弓術』『弓と禅』を紹介されてさくさく読んだ。「今、それが射ました(礼)」は四半世紀以上前に恩師に聞いたのだったのを、今読んだのです。読むのが早くても実技は見学で修行は遅々としている。まあ、それが自分の道です。

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