中期_W5

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休日が二日の楽な週であるはずなのに引き続きボロボロ。学校に行きたくない。火曜日はやってもらう指圧(三回目)。学校に行きたくない泣き言をぐちぐち申し上げ、M先生に「二年生の時がいちばん止めたかったなあ。でも止められないからね」と慰めてもらう。M先生は二代目を継ぐ重責を背負っておられたのである。行きたくないあまり、御徒町から学校まで春日通りを歩いて登校する。行けば授業は楽しい。
水曜日は週のハイライト、学外の講習会の日です(三回目)。二日連続のM先生に、「体調はどうですか」「悪いです」が挨拶でした。昨日圧してもらったのにすみません。学校より少人数で楽しいのだけど、講習会でバッタリした同学年(別のクラス)の男性に激しくダメ出しされてイヤになる。わたしには「対人関係」というものが不可能なのではあるまいか。臨床できるのか…。学校を数年前に卒業された先輩もいらして、「実技の翌日に体調がボロボロになる」件に共感していただいた。中野の指圧はどうなんです、とM先生にお尋ねし、「あそこは残念ながら別物です」とのコメントを得る。中野と御徒町が「ぜんぜん違う」ことに混乱していたのだが、弟子(中野)と名乗りつつ師匠(御徒町)とまったく違うことをしているのが、弟子として不遜な感じは否めなかった。手技はかくもたやすく分派する。タクシーで登校。学校の実技。やれば楽しいが実技室が怖い。七月に病院送りにされた事件が実技室の休み時間だったので。
木曜日は祝日、起きたら肩のもみ返しがどかんと来る。講習会で肩やって、学校の実技で胸部だったから誰のもみ返しかわからない。とりあえずつらい休日。これが「実技の翌日」です。映画に行った。クラスメイトを誘って断られたやつ。興奮して具合が悪くなる。

https://filmarks.com/movies/98463/reviews/120142659

金曜日は学校のカウンセリングに出頭。教室と実技室が怖くて学校に行きたくないのに勉強が好き、心が弱って体調が悪く思うように勉強できない等ヨレヨレで話すが、「割り切れないのかな、もったいない」旨のコメントに「合わないカウンセラーかも」疑念が生じる。わたしに必要なのは「どう考えてもあいつが悪い」と共に怒ってくれる人で、それは今週、クラスメイトに得た。救命ボートのようでした。すっかり嫌になった学校を止める時には「あなたが嫌いです」と言ってから止めてくださいと言ってもらえて、いつでも止められるオープンエンドが見えて少し晴れた。
土曜日は生化学が今、座学でいちばん面白い。内容ではなく、訳がわからなすぎてハイになる。しかし非常勤講師が教室に入るのが遅く、「声が聞こえるだけで具合が悪くなる(比喩ではない)」病院送りにしてくれた人がベラベラ喋り続けるのが聞こえる。厳密に二分前に教室に入っているのに。来週からは外で教師を待とう。授業中は静かでよいです。