土曜日の生化学（第３回）が好きになってきた。説明が下手なＵ先生が好きになってきた。自分で面白いポイントで一人でニヤッとしていて愛しい人ではないか…。教室は静まり返っているが、あのクラスの人々は優秀らしいので、皆さんよくわかっていらっしゃるのではないですか。わたしはわかる、今のところ。本で自分なりの理解を先生に説明してもらうとよくわかる。いい流れ。
台風が来たので体調は最悪です（気圧病）。学校に行きたくない状態は改善の余地がなく、休み時間に非常階段で外の空気を吸っていたら中から鍵を掛けられてドアをガンガン殴って開けさせたり（何の嫌がらせなんだ）。先週一人で行ってクラスの人が誰もいなかった特別講演の「動画を先輩にもらった」人が得意げに話していて周りのバカな同級生たちが感心なさっていて、
特別講演に行けよ
と黙って苛々している。教室がストレッサーというのはこういう状態です。
メンタルが悪いと勉強は捗らない。何もできずに電車に座っていたり（乗客は全員、スマートフォンを見ている）、今日は音楽を聴く気になって山本精一にカツンと波長が合って「かっこいい人がこの世界にいる」とボロ泣きする。登校中ですよ。山本精一の声で「もう、何もかも」と言われると「そういうこと言いがちですよね俺たち！！」と心強くなるのだ。山本精一先生の詩はいいですよ。まったく意味がわからなくて。
あとは「銀座で帽子を買って（トラヤ帽子店）神田まで歩く」「高田馬場から早稲田経由で歩いて登校（二時間ほど）」などで気を逸らせて一週間を過ごした。いつ行けなくなるかと恐れながら。勉強は好きなんですよ、繰り返しますが。水曜日の学外の講習会だけは楽しみ（二回目）。