桜吹雪を待つ #シンコロナ日乗

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東京都の週末外出自粛要請の二回目、土曜日。週末だけの行動制限で十分なのか(意味がないとは言わない)、と、自粛要請という言語が気持ち悪すぎる。自粛は自らやる。要請という言葉でぼやかされて、日本国民はお上の言うことを大喜びで聞く、実態は「命令」である。 #自粛と給付はセットだろ

食材が足り苦しく、散歩を兼ねて羽村まで歩く。玉川上水を通る。桜吹雪を期待したけど、風が弱くてちらちら散る中を歩いた。桜吹雪に遭遇できるのは、数年に一度だなあ…。明日はうちから出ない予定。米を買った。
帰路は、電車定期券が切れてから初めて改札を通ろうとして止められる。わっかりにくいモバイル Suica のメニューの中を探し回り fix したはず。次に電車に乗るのはいつでしょう。
駅の掲示板で福生市民会館 〜5/6 臨時休館の張り紙を見る。軒並み催しが延期になった後とはいえ、よく思い切って決めた、と感心した。

武漢封鎖が 2020-01-23 だった。それから怖がり始めて、二月三月の仕事は本当につらかった。刻々と悪化する海外の情報を追いながら、いちばん厳しい年度末。周囲の人々は危機感なく、完全な通常営業の中にいるのが悪い夢のようだった。「終わらない日常」信仰が強固すぎて、シンコロナよりも恐ろしい。いちおう、全社対応方針は回ってくるが、人々は時差通勤にさえ懐疑的で、繁忙期の自分のチームが「前倒しの残業(早出)」をしていただけ。話題になっても「こわいねー」みたいな。他人事。「みんな罹るのよ、避けられない」と言われたり。

2020-04-04 東京都感染者数:118

三桁に乗ったら乗ったでやはり恐ろしい。今日の数字は検査数が多い(多くない)。明日はまた検査数を減らしてくるかもしれないし、不信感が強い。抑え込みに成功していると思っていたシンガポールがロックダウン。スウェーデンは、わりと平和らしい。世界の様子がなかなかわからなくなってきた(国内で手一杯)。