失業三日目 #シンコロナ日乗

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2013-08 から6年8ヶ月勤めた会社を 2020 三月末で辞めまして、シンコロナ自主隔離生活に入って一週間になります。うちにいて毎日忙しく充実している。

午前中、福生市議が開いている「生活相談」へ( #困ったときは共産党に相談しよう )。金が無い相談です。非正規雇用で二十年以上働いて、何も残らなかった。仕事を辞める気になったのは、今年度も同じ時給での契約更新を提示され、「持ち出しで働いていて生活が苦しいです」「じゃあ、他を探せば」と交渉の余地なく。「システム」に最適化している人々の心なさはいろいろありました。追って。
さて、シンコロナ退職には(シンコロナの中で働けません、というのも退職の理由)、いずれ餓死する覚悟で臨みました。既定路線ってやつです。それでもできることはやりたい。たいへん有用なまとめ:

生活福祉資金は、社会福祉協議会に電話で状況を説明し、退職理由「シンコロナの強いストレス(診断書用意します)」では、新コロナウイルス関連とは認めません、でいったん退却。担当者は東京都に問い合わせてくれました。
次に、住宅確保給付金は、午後に、市役所の社会福祉課の窓口に出頭し、条件等の説明を受けまして、「二人世帯は預貯金が 78 万円以下であることを証明」しろと。困り始めで相談したわけですが、もっと困ってから来いと。ちなみに担当者は「受託を受けた NPO の者です」だって。こえーな、地方自治。自己崩壊しようとしてるんですね。
ここまで、生活相談で繋ぎをつけていただきました。頼れる。

市役所のメイン用事は、昨日届いた「健康保険資格喪失・削除証明書(これも辞める会社に前もって請求しないと出ないという恐ろしい仕組み)」でサクッと国民健康保険証が即日交付されました。先方が話を終わらせようとするところに、「失業三日目なんですが、減免・猶予は」と食い下がって、「雇用保険受給資格者証」を持ってまた来いと。役所「また来い」ってすぐ言う。
同じ窓口で担当者変わりまして国民年金もサクッと。金を払わせることは手早くやる、金を出すのはノロノロやる。という印象を受けました。国家的詐欺である年金制度に唯々諾々と金を払っていいのかと悩んでいます。担当者が変わったので再び自分から、「失業三日目なんですが、減免・猶予は」と問い質し、これは申請をすぐしてもらえました。七月に来期が始まるからまた来いと。

というわけで、ありとあらゆる窓口で「また来い」と言われた役所回りの一日。クタクタに疲れた。身分証明書である健康保険証を作れたのと、夜ごはんのいわし丼がおいしく出来たのでひゃくてんです。バタリ。

2020-04-03 東京都感染者数:89

ここ数日の東京の数字は、「検査能力がこれで精一杯です」という悲痛な印象を受けています。ブツブツ「三桁に乗らない、指数関数はどうした」と言っていると(増えてほしいのではなく、もう数字が信用できない)、シンコロナを見るメガネがぜんぜん違う家人は「東京ががんばって抑えているということ」という見解で、説明を試みるわたし(コロラド博士フォロワー)の態度が悪く険悪になる。家庭不和を起こさない透明性のある数字を出してください、お願いします。