また親からメールが来た

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表題通りでサクサク書けない精神状態で(書けば救われるというものでもない)、ABAN のカレーライスを奢ったけど味しないな。もったいないな。昨夜はぬか床を始める心構えで元気よく歩いて帰った。夜ごはん中にまた親ケータイがピカピカしているのに気づく(その瞬間から味がしなくなる)。「5/11 に入金しました。明日はまた病院です」という内容と、夏休みに弟家族が遊びに行った写真だった。怒りで指が震える。メールと電話が迷惑であるということを理解しない人に何をどう言えば? とりあえず、残高照会をしなければならない。二月の誕生日に年収の 1/4 という大金が振り込まれ、「喜んでもらえないなら返してください」と言われて母親の口座に返金したののやり直しらしい。そのまま丸ごと送り返す。送り返したらそのことをメールしなければならない。振り込んだ 5/11 にメールで知らせることは控えたようである。四ヶ月、放置されていたのだ、50 万円。5/11 は弟の誕生日。気持ちが悪い。感情的なメールは墓穴を掘るので、何を書くか考えて 0 時半になる。先方が寝た遅い時間にメールしないと折り返しで電話がかかってくるリスクがある。親ケータイを手に取り、返信ボタンを押し、よく見ると、そのメールの送信日時は 9/6 であった。台風 21 号の時に返信して電源を切った間のメールが昨日届いたということである。電源は知らないうちに勝手に上がっていて、新着メール問い合わせを怠ったのを、au からの営業メールに押されて届いたようである。そんな前のメールに返信するのは寝た子を起こすようなもの。

夕方になり「どうでもいい」投げ遣りな気分が横溢しているが、何でも書いておこうと決めたから無気力と共に続ける。メールを返信するのは止めた。いつ返金に気づくか知らないが、お知らせする義務もないのだ。夜、何もできなくなるいつもの症状はどういう状態かというと、ただ寝床に転がっている。心の嵐の波で、時々、じわじわ泣く。うちにそんな人がいたらいやだなぁ、と家人に申し訳なく思う。「わたしの親、変でしょう?」と確認すると、「まあね。前はもっとうまくやれないかと思ったけど、無理だね」とのことでした。わたしの対応能力の低さか、親の手の付けられなさのどちらを指しているかはよくわかりません。絡み合っているから。内面化した親が「黙って送金する優しく思いやりのある親」「いいお母さんね」と罵倒してくる。母の愛は無尽蔵である。自分が気持ちよくなるためにやっているのに、わたしのためだということになっている。「迷惑しているわたし」はどこにいるのか。

二時半か三時頃、タロットを引いた。まだ引き方がよくわからず、「現在の状況と今後の展望」として二枚引いた。正義と世界だった。ホドロフスキーの厚い本を開く、正義は裁き、完成。わたしの態度は決定済みで強固なものと読む。世界は世界の完成、最高のカードである。この決定が正しい方向のものとしか読めない。いいのが出たなー、凄いなタロット。願望を映すのだとしても、心強くなりやっと寝られた。