Crazy for Doctor Strange

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春か夏から年を越えて待っていたカンバーバッチの『ドクター・ストレンジ』が公開中なので祭ってます。Filmarks で鑑賞ごと更新してたのをまとめ。バリバリネタバレしますので未鑑賞の方は…、読んでもわからないと思います…。

Doctor Strange poster

↑この米国版ポスターはファンイベント(2016-10-13)に前売り買いに行った時にもらいました

カンバーバッチ 2017-01 状況

シャーロック二周目途中+忌まわしき花嫁二回+S4 UK 版待ち、イントゥ・ダークネス二回カーン以外いらない主義者、イミテーション・ゲーム二回、TTSS 二回(ここまでセルまたはデータまたは両方持ってる)、NTLive 二作、国内ツタヤで観られる映画は完了、ドラマはスルー、UK 版セルでスチュアート、買って観てないの数本あり

公開初日(2017-01-27)

立川シネマシティ 極上爆音上映 a studio

前提としてカンバーバッチが好きです。マーベル×カンバーバッチと聞いて「観ます観ます観ます」と耳と目を塞いでネタバレ避ける潜伏生活を数ヶ月過ごして迎えた初日、ちょっと冷静な判断ができません。ぶぶぶ無精髭とかですね…。どうしたらいいの。映画館出たら腹の中が熱く渦巻いていてこれは何だ。ただの映画ではない体験。マッツ・ミケルセンがガチのヴィラン(これが世に言う闇堕ちですね)、ティルダ様が扇子アクション、なんという夢共演でしょう。そうか、夢だったのか…。これから二回目、IMAX3D 行ってきます。しばらくレビュー上がらない日は「また『ドクター・ストレンジ』ですね」と見做してください…。さようなら…

初 IMAX3D(2017-01-28)

TOHO シネマズ新宿

二回目。初 IMAX がドクターストレンジとは上等
・ティルダ様の細腕
・カンバーバッチがカトマンドゥ歩いてる…。尊い
・コート脱がせる長髪の東洋系美青年、誰
・主役はマッツ。走る!
・3D は恐れていたほどでなく酔わずに楽しめました
・エンドロールのマンダラ感が凄くて飛びそうだった(IMAX)
・アガモットの目のチャームとメリケンサックが欲しいのでグッズ作ってください

ドクターストレンジ擁護論:一般的にパーティ組んだらソーサラー最弱やん。弱いんですよ魔術師は(この話は単体ですけども)。師の残した言葉通り時を選べず、弱さで負け続ける戦いに持ち込んだからヒーローになる。この後、どうやって偉くなるんでしょう。このまま現代人のチャラい奴で行くのかな。実力兼ね備えた偉そうな人に成長してほしいなー

ドクターストレンジのマント、階段から落とされたのにフルスピードでビュッと付いていってヒューッと上がってくるところが「ドクターストレンジ誕生」の瞬間。マントは気まぐれちゃんだとティルダ様が言ってましたが He だったから男の子らしい。ドクターストレンジ、マントしか相手がいなくてどうしましょう

三回目(2017-01-30)

立川シネマシティ 極上爆音上映 b studio

前回、VFX の凄さはまだ 3D では完成されていないと感じた。まだチャチい。カンバーバッチの芝居に満足できないのはグリーンバックで演じるのに慣れていらっしゃらないかしら、とか。カーンはよかったのにね。ドクターストレンジというキャラクターを好きになってきた。上から目線とコピーが付いてますが全然そんなことない。外科医時代の高慢さは自負ゆえとしても弱い人です。修業中もうまくいかないしいきなり始まる戦いでも弱い。マッツは拘束演説でなぜ泣く? ドクターストレンジが同じ側の人間として同調するみたいなレビュー読みましたが、あの一瞬のたじろぎは、「宇宙でのちっぽけな存在」という自分がエンシェント・ワンを愚弄した同じ言葉に反応しただけでは

ティルダ様にマルチバースに吹っ飛ばされたい!!!

もちろんカンバーバッチだから観てるんですけど今回カンバーバッチの芝居に満足できずむしろドクターストレンジが好きになってきた。最初チャラいなと思ったんですけど、この人、弱いから。走って逃げ回ってますしボコボコにやられますしドルマムゥとの戦いに至ってはそれが武器っていう。弱い。対してマッツは強いな

あとティルダ様に “Open your eyes” って言われたいし跪いて “Teach me” って乞いたいよ!!! そして “No” ってすげなくされたい

カエシリウスの軽く兄弟子風吹かせるのかわいいね

IMAX3D 二回目(2017-02-05)

ユナイテッド・シネマとしまえん/特別版パンフレットとアガモットの目のピンズ購入

IMAX3D 二回目を別の劇場で見比べる道楽。TOHO シネマズ新宿よりとしまえんの IMAX の方が好きでした。3D メガネ貸出返却システムで値段も安い。今回はミラー次元と物理法則の無視について悩む。カエシリウスがページを盗みに来た時は明確にエンシェント・ワンによってミラー次元が張られる(ロンドン)。儀式を済ませたカエシリウスがどこか(アジト?)で腕試し?にグワーンとやる(目的不明)。この時、ミラー次元の描写はないので、カエシリウスは現実世界で物理法則を無視できる? 次は勝手に修業を進めているドクターストレンジをビビらせるためにカマー・タージの室内でエンシェント・ワンが張る。出入りするにはスリング・リングが必要と説明。NY サンクタムの一回目の襲撃、カエシリウスが室内をグネグネさせる。この時もミラー次元の描写はないし、ドクターストレンジも後でそう報告。二回目の襲撃、ドクターストレンジがミラー次元を張り、カエシリウスのスリング・リングを抜き取る。閉じ込める作戦? サンクタムの建物から広がって外が滅茶苦茶になる。ミラー次元じゃないならどうなってんの? カオスの極みでエンシェント・ワンが魔法陣のような結界を張る。ミラー次元とは違いそう、暗黒次元の力を使っているらしい(額に印)。以上、と追ってみても法則がよくわからないなぁ

カマー・タージでは修業の段階で服が変わります。ドクターストレンジ髭になって赤い服で中庭を歩くシーンがかっこいい。見惚れる。というかだな、この映画は髭剃りシーンが多すぎるよ、四回?

何回観てもよくわからない字幕シリーズ:外科医時代、どうでも良さげにニックとの仲をクリスティーンに訊いて彼女が「同僚は止めたの」(誰と?)、「ストレンジ式ね」(とは?)ってなる。その後なぜか術式の話になる。わからん。このシーンで重要なのはクリスティーンの捨て台詞の “Everything is about you.” が、後のエンシェント・ワンからの教え “It’s not about you.” と対応しているからぽいですが字幕ではわからない…。それぞれ「自分だけなのよ」と「人のためにあれ」となっており

何回観てもよくわからない字幕シリーズ:エンシェント・ワンとモルドさんとドクターストレンジの三人の会話(NY サンクタム一回目の襲撃後)。ドクターストレンジは、カエシリウスに吹き込まれた師への疑惑を語ってる。モルドさんは話が読めてない。それはわかる。エンシェント・ワンの言い逃れがよくわからないのだ、「あなたは動揺しています」「高慢さが見えました」「ここは任せます」(順不同)、師よ。何もかもお見通しのはずなのに支離滅裂だ。で、ゲートを開く手間も省いてサッと立ち去るのに二回目の襲撃が収拾つかなくなったらまた来る。いればよかったんじゃー!?!?

五回目(2017-02-13)

立川シネマシティ 極上爆音上映 b studio

ドクターストレンジは最後の戦いに臨んで、地球人を誰も殺すなと言うわけですが、いつからそんな人類愛の人に…? 悪い奴がいるから殴りに行こうぜ!くらいの方が理解できる。医者だからっていいますが、高慢な医者だったから説得力がない。ゼロッツ一人殺した時に激しくショックを受けてはいた。ああ、「人のためにあれ」という師の教えがあるのか。はあ。それから捨てた女にふられたくらいで泣くな。これから死ぬまで戦おうって男が。カマー・タージで修業したい欲ますます高まる

極爆最終回(2017-02-23)

立川シネマシティ 極上爆音上映 b studio

マッツについて語ろうか(いいかげん書くことないよね)。カエシリアス、バックボーンが雑すぎて(愛する人を亡くした、とは)、マッツの魅力頼みのヴィラン。スリング・リングが左利き。あ、そうだ、一回目の NY サンクタム襲撃もミラー次元描写ありました。ダニエル(っていうんですよ、NY 担当)が張るのかなー? マッツは走る姿が美しい。アクションの基本はランニング。というかあれだ、走るシーンはだいたい好きなんだった。六回観て一番好きなのはマルチバースのトリップ感、カンバーバッチがぐるんぐるんして面白い(髭も好き)、です(結論)。極爆も終焉したのでこれで見納めのつもり。ディスクは買わないような気がしてる、これうちで観ても…(データが値下がりしたら買うかも。サントラは買うかも)。

Twitter でフォローさせていただいてる gock さんの記事。MCU におけるドクターストレンジの立場など学べます:
http://gock221b.hatenablog.com/entry/2017/02/23/201733