2013-10-13、体育の日の三連休の中日、トーキョーハイク 2013 に参加した。ウォーキングのイベントである。名前がいいよね。よくわかっていなかったが、これは早稲田大学の体育祭の一種目なのだった。山手線の内側にまったく行かなくなったので、歩きたいと思った。興味なさげなトリオさんにも付き添っていただく。コースは 20km との告知。こういうイベント初めてなので不安になったが、事前に詳細は知らされないんですね。当日、コースマップを渡されて知る全貌。たぶん、一日に 20km も歩いたことがない。この春〜夏、よく歩いた最高記録が 18km だった。でも、都内なら、挫折しても帰れますからどこからでも。という保険を胸に、朝 8:45 頃に早稲田大学に出頭。ありとあらゆるベンチに人が座って勉強している。ウォーキングの人ではなく、後で聞けば、介護専門職の国家試験が行われるのだと。はー、あなたの知らない世界。開会式はまったく学生ノリで、応援団が仕切っているのだった。自分は面白がっていたが、トリオさんが不機嫌になり、昼で帰ると宣言。しゅーん。10:30、オンスケでぞろぞろ歩き始める。団体なのでかなり歩きにくいし、学生はうるさい。外苑東通りをひたすら南下。防衛省の横を通って曙橋を渡る。新宿御苑前で働いていた時に通ったことがあるなぁ。信濃町から絵画館の前、野球場の横でコースが変わり、東へ。東宮御所と迎賓館の前。四谷から北上。濠の横をずっと歩き、法政大学のビルで昼食。お弁当が配られる。参加者は 800 人、これだけの大所帯になると、休憩場所の確保だって大事なんだな。また応援団が騒いでいるな…、と思ったら、先発隊の午後の出発を告げていたのだった。すぐ追う。歩けば楽しいので、昼を越してトリオさんも歩き続けてくれた。靖国神社の横を通り、北の丸公園に入って武道館の横を抜け、清水門から出る。九段会館がとても立派だった。ああいう建物を建てればいいのに。神保町がどこにあるのかわかっていなくて、こちら方面から歩いて入るのは初めて。御茶ノ水駅に上る坂道の途中、明治大学の前の広場で休憩。この辺りは末広町で働いていた時に、短期間ジャニスに通ったりした。再発前の羅針盤を全部聴けたのはジャニスのおかげ。濠を左に進み、水道橋から北上。ジェットコースターと東京ドームの横を通る。どこかで右に戻って、東京大学の赤門通りに出る。この道はやたら長い。こころとか長年の課題の店があるんだけど、学生街は日曜休みで、いつ行けば。閉まってたし。東大の涯からさらに歩いて東洋大学に到達。関西人なのでそのような一般名詞っぽい関東の大学は個別化が困難です。という訳で、どんな大学か知らないんですけども、現れたのは白亜のビル。びっくりした。その地下の広めの教室で休憩。補給食にシリアルバーが支給された。ラストスパートです。不忍通りを西へ、護国寺まで。護国寺は大隈重信の墓があるということで、早稲田大学的には外せないのでしょうか。左折して南下、左手にこんもりした山が見える。お茶の水女子大か、鳩山家の地所ではないかとのこと。音羽の講談社も立派である…！ こんな場所にあるとは知らなかった。本当に山手線の中のマッピングがない。大学前の通りを右折し、最後の 900m。何だか手がパンパンに浮腫んでいる。16:30 オンスケでゴール。大隈講堂の閉会式には出ないで、完歩記念の早稲田大学エンジ色のペナントをもらって帰る。大学近辺は学生向けのよさそうな店があるが、学生向けなので日曜日は開いていない。東西線で西荻窪まで帰り、調べて行こうとした店が臨時休業（よく引くなぁ）で駅前に戻りジョナサンでフォアグラ食べた。こけし屋でみやげに昭和なケーキを買って終了。デジタルな記録に拠ると 23km 歩いていた。オレはやったよ！
