長崎から 2011-09

on

9/8 5:20、前日予約したタクシーで吉祥寺、リムジンバスで羽田空港、スカイマークで長崎、だが神戸で一度着陸して客を入れ替える。降りた同じ機体にもう一度乗り込む。こういうのもトランジットになるのだろうか。10 時半くらいに長崎空港、空港バスで 11 時ごろに市街地に入る。市電が走るのんびりした町だ。古い市場の風情(残骸)に触れる。市電に乗って、ツル茶んで、有名なトルコライスの昼食。カツ+ピラフ+ナポリタン+生野菜。思案橋界隈のスナック街。次はサンウミノのミルクセーキ+フルーツサンド、うまかった…! グラバー邸の下まで行ってエレベーターに乗るが、グラバー邸には行かなかった。オランダ坂も下から眺めてその激坂ぶりに屈服。市電で眼鏡橋。松翁軒のカステラを求める。試食に冷たい茶をふるまわれる。松翁軒、文明堂よりうまいじゃないか。ということは、日本一じゃないか。宿の武雄温泉まで JR 九州の旅。武雄温泉は竜宮城だ。ツルツルになるお湯だった。白鷺荘るりの間泊。

R0012842 by keux
R0012842, a photo by keux on Flickr.

9/9 九州ローカルのお茶がペットボトルで売っている。八女と嬉野、それぞれうまかった。さらによかったのが、「樵(きこり)のわけ前」という桜島の水、これがうまい。普段からこの水が飲める九州人は幸せだな…! 鳥栖駅ホームの立ち食いでかしわうどんをいただく。これも小さな市場の中の八起キャンデーは、ぜひ食べたくて何度か見に行ったが、店が開かなかった。残念。焼麦(しゃおまい)は不味かった。鳥栖駅のパン屋のパンはふつうにうまかった。炭坑の町・田川伊田(たがわいた)を歩く。まず炭坑住宅跡地、ほとんど更地になってバッタが飛んでいた。線路の反対側に、「さーぞーやー、お月さん、煙たーかろ、サノヨイヨイ」の煙突が二本。

R0013300 by keux
R0013300, a photo by keux on Flickr.

炭坑博物館になっている。「世界記憶遺産」山本作兵衛の炭坑記録画がある。これは目黒で見た。かなり歩いてヘロヘロになる。駅前の静かな喫茶店でホットサンドを食べた。小倉に移動。都会だ。パン屋やスーパーを見て回る。夕食は赤ちゃん食堂で焼うどんと焼きめし。

9/10 ホテルの前の喫茶店のモーニングの後、旦過市場を見に行く。ここも古いが、これまでのゆっくりと死にゆく市場ではなく、バリバリ現役で活気がある。通路がごちゃごちゃしてどうなっているのか観光客にはわからない。モノレールで二駅、小倉に戻り、門司港駅。大正ロマンに演出されたすてきな駅舎である。正面にはオープンな噴水があり、暑い日のことで、市民の憩いの場になっている。駅近くのうどん屋でぶっかけごぼ天うどんをいただく。細麺でコシがあってうまい。歩き始める。例によって市場など見て、梅月で今年の夏のテーマ、かき氷「梅月スペシャル」をいただく。繁盛していた。電車に乗る。酒殿駅で降車直後、おなかをこわして、トリオと別行動に。長者原駅で乗り換えて博多に降り立つ。大都会だ。スタバで休む。iPad をスラリと取り出し、明太子のことを軽く調べて、しまもととふくやでバラを買った。地下鉄(Suica が使える)でアクセス抜群の福岡空港、バスに乗ってきたトリオと合流。空港みやげを見て喫茶して、19:55 のスカイマークは 10 分遅れ。ナイトフライトの夜景がすばらしく、胸が熱くなる。また飛行機に乗りたくなった。