Facebook と SIGMA SD15

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十日ばかり前、ツイッタに流れた知人の画像が、Facebook からだった(ややこしいな)。FB のアカウントはとっくの昔(2007-12)から持っているけれど、常にアーリー気味なので、なにせ人がいない。放置すること数年。たまにリマインダのメールが送られてくる、「最近 Facebook をあまりご利用いただいていないようです」。十日前、写真を見るついでにログインしてみると、メッセージが入っていた。高校時代の一学年上の先輩からだった。こういう、FB が喧伝し推進する FB ならではの再会は初めてのこと。うれしいものです。顔のわかる人と「いいね!」を交換するのは、ツイッタとまた違う高揚がある。面白くなった。FB 本を一冊読んでみたり(必要なかった)。それから、ツイッタと FB と、心揺れる生活になった。両方見るのは廃人一直線コースである…。もっと友達がいればいいのにと思う。名前がわかる、連絡の取れるリアル友を数えてみる。小中学校の友達一人、高校の友達一人、大学の友達二人、東京に出て社会生活の友達ゼロ、以上。なんという実の無い人生でしょう。そしてお前ら誰も FB にいないじゃねーか。わたしは一体、一人でどこまで来てしまったのでしょう…。そんな深々とした孤独を覚えるのです。ずっと待っている、待ち合わせ場所を間違って。
人柄のいい人しかいない、大事に育てたツイッタの TL はとても面白い読みもの。しがらみのないツイッタのゆるさは居心地がいい。それでも一人、一人、一人なんだと、FB のせいで思い出した。今、ほんの一瞬、FB に傾いている。自分が存在しているのを証すのは。両方見るのは無理です!

それから 6/20 にカメラを買った。SIGMA SD15。その前にコンデジの DP1 を使っていて、広角なので広く写るのだけど、難しいのだ広角は。町猫を撮るのに寄れない。使い方を誤っている。標準画角の DP2x が出たばかりで、それにしようか、一眼レフか、ぐるぐる。SD1(70 万円)の作例と戦えるのはライカだけだな、とか迷走し、写真集も買いたくなるし、大変でした。SD15 はかなりお買い得。中野フジヤカメラで買った。

SIGMA SD15