バリ島旅行

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バリ島旅行(2011-02)と、大震災(2011-03-11)と、松本旅行(2011-04)のことを書きたい。

バリ島旅行
2/6 恩師のゼミ旅行に参加、生まれて初めて海外旅行をした。ドキドキ。午前 5:20 吉祥寺発の羽田行きリムジンバスから出発。関空集合。ガルーダ・インドネシア航空で七時間半、夕方に着く。時差は一時間。デンパサール空港に迎えのバスが来ていて、ゲートを通ってヌサドゥア地区に入る。外国人向けに隔離されたリゾート・エリアである。ホテルはめちゃくちゃ広い。バリ島は建物は高くなくて、敷地が大きい。ロビーから部屋まで徒歩五分って感じ。三々五々レストランに集まって、ビュッフェで夕食。旧正月の名残りか、かわいくない兎の人形が飾ってある。ココナッツとパイナップルを混ぜた薄いジュースを飲んだ。みなさん(総勢 34 人)は部屋飲みをなさるそうで、誘っていただいたが、飲めないのでご遠慮した。一人部屋はたいそうゴージャス。ベッドが正方形(キングサイズ)でありました。

2/7 8:30 朝食、ヨーロピアンスタイル。恩師と同じテーブルで楽しい時間。テラスのすぐそこはビーチ。ヌサドゥアはサンライズビーチだ。さて、何の予定もない、一人で何する? 近所のショッピングセンターにでも行ってみようと、ブラブラ歩く。観光客は、基本、歩かないものらしい。後ろから流しのタクシーにクラクションを鳴らされる。バリ・コレクションは SOGO が中心のモールで、広い。人があまりいなくて面白かった。石けんとか仏像とか買う。バリ島は仏教ではない(バリ・ヒンドゥー)ので、純然たる土産物です。フットマッサージ $10/30 min。カフェで昼食、ナシゴレンとライムジュース。道の真ん中に、鮮やかな花などが入った小さいカゴのお供え物が置いてある。チャナンといいます。突然あるので、不思議でかわいい。SOGO のスタバでアイスコーヒー。ああ、無粋。シャトルバスでホテルに帰った。夕方から、オプショナル・ツアーの「ケチャックダンスと豪華な宮廷料理の夕べ」。全員参加。バス車窓に見えるバリの町の様子に心が躍る。犬、牛、さびれた建物。日射しが強くて、すべてが色褪せた国。ケチャの空に月が浮かんだ。ファイヤーダンス(サンヒャン・ジャラン)が大迫力。さらにバスで移動してゴージャスな夕食。ダンス付。このごはんが、いちばん美味しかった。夜遅くホテルに戻りぐったり。

2/8 朝食では、前日の昼のオプショナル・ツアーでウブドに行った人の話を聴いて楽しい。次はきっと、ウブドにも行こう。9:30 に予約したスパの迎車が来る。スパッションというヌサドゥアの店で「ヌサンタラ・マッサージ」を受けた。痛かったのでちょっと失敗…。帰りも送ってくれるので、ガイドブックを見せてここに行きたい!と野蛮なコミュニケーションで、ジェンガラ・ケラミックを指定。上品な陶器屋で、少し食器を買う。そろそろ昼食時だが、どうしましょう。ジェンガラのフロントがタクシーを呼んでくれた。タクシーの兄さんとはお互いに拙い英語でコミュニケーションが難しい。レストランに行きたいと言うと、さかんにシーフード、シーフード、と言う。ジンバラン・ビーチの有名な BBQ のことだったようだが、車窓から見えるのは屋台で、一人で行っていいものか…。どうも話がまとまらず、もうホテルに帰る、ヌサドゥアに帰ると方向転換。渋滞して時間がかかった。バリ島の交通事情はアジアな感じでカオス。二日目のバリ・コレクションにたどり着き、昨日と同じカフェで春雨スープとアボカドジュースにありついた。アボカドジュースうまかった! スーパーで買い物に来ているみなさんとすれ違ったり。コピやお香など買う。昨日と同じシャトルバスで、昨日と同じ外国人の家族と乗り合わせて不思議な感じ。もう帰るので荷物をまとめる。夜は再び団体行動のお食事会。六日間コースのみなさんと別れを惜しむシーフードの会。出発が夜中なので時間を持て余し、絵はがきを一枚買って、ロビーで書いて送る。さて、帰る。飛行場でも待ち時間、玄人はマッサージで小銭を遣い切るものらしい。飛行機ではすぐ寝て、機内食の朝食、関空着。羽田行きまでまた待ち時間。調布行きリムジンバスを逃し、吉祥寺行きで帰った。日本に午前八時半に入ったのに、うちに着いたの午後四時ってどういうことかね? あああ、楽しかった。きっときっとまた行こう。