数珠の旅

on

旅をした。よく旅している。人生は短いので。旅でないヒビも書きたいのだけれど、書き方を忘れたかも。旅の記録はザクザクと。では行こう。
7/25 青春 18 きっぷの季節。われわれが真夏に平坦な日常を送っていても、学校の人たちには夏休みという仕組みがあるんですね。不思議ね。二日前に 18 きっぷを二枚購入。一枚で五回分。二人で二泊三日なので六回、残りはまた後で使う。朝ゆっくり、八時前に出る。新宿から湘南新宿ラインで高崎、上越線で渋川。渋川は伊香保温泉を訪れた時に来た駅。伊香保温泉もまた行きたい。駅前から別のバスに乗って、利根川を渡ってすぐ降りる。目的は落合梁の。利根川の川岸の座敷で定食をいただく。松とか頼むと塩焼きが山盛り出てくる。一尾でいいです…。フライはどうすればいいかわからず、頭からバリバリ野蛮に食べた。面白かった。渋川駅に歩いて戻る。上越線、水上で乗り換え、長岡で信越本線に乗り換え。柏崎で途中下車し、コーヒースタンド駅前で休憩する。鉄道グッズ彩る店。椅子が列車の座席である。網棚には乗務員?の帽子がぽんと置いてある。再び電車に乗る。日本海に出る。日本海に何度も挑戦しているが、初めて天気がよかった! 直江津で一分の乗り換えの後、市振辺りで夕陽が素晴らしい。夢中でシャッターを切る。そうそう、DP1 デビューの旅だったね。露出オーバーで夕陽が溶けた(しっぱい)。夜になり、富山に着く。軽く夜の町を撮影の後、駅前のファッションビルのレストラン街の店でうまいもの膳をいただく。ほたるいかの塩辛がうまかった。富山の歓楽街は生き生きとしていた。客待ちのおねーちゃん(プロ)が道端でだらだらしていた。ホストのあんちゃんたちも。そのど真ん中のホテルに投宿。液晶テレビはアナログだった。
7/26 撮影しながら駅に歩く。途中で婆に「何撮ってるねん!許可もなく!」と怒鳴られた。駅のロッテリアで朝食。富山地方鉄道本線で寺田駅まで行って帰って来る。この辺り、寝惚けていて記憶が薄い。北陸本線の快速で金沢。ホームのたこ焼きを食べたのは金沢だったかな?福井かな? えちぜん鉄道で永平寺口。えちぜん鉄道にはアテンダントという女性車掌がいて、向こうからガンガン話しかけてくるイベント性の高い仕様になっている。「観光ですか?」「永平寺?」と、永平寺マップをくれた。めちゃ親切。この頃は豪雨であった。永平寺口からバス、バスを降りたら門前町の店で傘を貸し出している。素晴らしいエコシステムだな。観光バスで来ている客で賑わっていた。人は多いけれど、永平寺はやはり雨の中で深々としていた。数珠を買う。これが今回の旅のメインイベント。御守ブレスレット(紫檀)も買った! 出てすぐのてらぐちで蕎麦と胡麻豆腐をいただく。うまかった。バスとえちぜん鉄道で福井に戻り、駅ビルでみやげに羽二重餅を買う。敦賀でソースカツ丼を食べる予定が豪雨で見送り。余呉湖を眺めつつ米原、北陸本線から東海道本線に乗り換えて名古屋。名鉄百貨店の中のまるや本店でひつまぶしを食べた。ホテルの部屋は広かった。テレビはアナログ。
7/27 名古屋に来たらモーニング。地下鉄に乗って大須商店街を見に行く。また地下鉄で中村日赤に着くと、駅と病院が直結していた。建て直し中の新しくてきれいな病院でしたけども。中村区見学。ピアゴのフードコートで少し休む。名古屋まで歩く。名古屋から多治見。駅から少し離れたたじみ広小路など見る。昼ごはんが遅くなり、中津川で駅うどんと、塩尻のとり釜めしがうまかった。木曽川に沿って走る中央本線の木曽路は絶景であった。雨上がりの雲が美しい。でも車窓から写真を撮るのは難しい…。甲府、大月で乗り換え、毎日の中央線につながる感覚がよい。青春 18 きっぷの旅・第二回も大好評。雨といってもひどい目に遭わなかったし、数珠が買えたし、よかった。