ちゃき

on

夏ごろに、「今年の 12 月に茶器を揃えよう」と、漠然とプランを抱いた。 その後、特段の予算は計上されていないし、調べてもいないけれど、12 月はやって来るのであった。どうしたものか。
Discover Japan という雑誌の器の特集を買ってみて、よさそうな急須が、ネットで探しても出て来なくて、挫けている。民藝っていやだなぁ。器そのものがいやかも。イナゴが跳梁跋扈するジャンルは萎える。とても敵いませんから。ネットの買い物で生存競争を戦いたくないです。だからオークションも嫌い。一点ものに何の価値があるかわからない。〜さんの、とか、〜窯の、とか覚えるのはうんざりだ! 無名の職人の仕事が素晴らしいって話じゃなかったっけ、民藝って。秋田の曲げわっぱが欲しいなぁ(思い出した)。ていうかきりがないからいやよ、器は。目利きのいる店が瞬く間に消費されて、店はいつも売り切れで空っぽ。そういう感じじゃないですか、器の周辺って。昔からそうなのかな。自分の足で探して歩くことができないから、本を見るネットを見る、とそこはもう何か(イナゴ)が通り過ぎた後の荒れ果てた残骸なのだった。という流れに疲れた。自分で探せってことなんだよ。
明日は病院の後で自由時間があるぞー。バスで吉祥寺に行ってみようかな。ごはん食べる店を知らないんだよねぇ。