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「文学の力、翻訳の力」(国際文化会館)に行って来た。最大のニュースが「村上春樹訳・ギャツビー、上梓間近」であった(会場がどよめいた)ように、文学も翻訳も一人村上春樹に集約されるのだろうか。恩師はレヴィナス先生への深い愛情について、師弟関係(「スター・ウォーズ」における三代の師弟関係は黒澤明「姿三四郎」のそれと同型の話型である)、主従関係、翻訳のキモは息遣いである、等に話が及んだ。村上春樹について柴田先生に尋ねるのは不敬である(中原くんにコーネリアスの去就を尋ねるようなものである)。当然、スポークスマンとしての役割が期待されるだろうが、柴田先生は第一に現代アメリカ文学の紹介者ではないか。何故か本棚にあるモリス・バーマン「デカルトからベイトソンへ」も、柴田先生訳(これが最初の翻訳だと今日知った)だから本棚にあるのだ。多分。平日の夜なのでご挨拶もせず帰った。だってバスがなくなっちゃうんですもの。

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