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5 Pro ロスト

健康診断だった。健康診断は嫌いだ。朝から、ごはんを食べないのはともかく禁煙が辛い。朝は会社に行って、一時間だけ働いてから出かける。健康診断センターはとても不便なところにある(歌舞伎町二丁目、職安通り)。交通費は大江戸線の初乗り往復を上限とする。タクシー代は支給しません。と決まっている。誰のルールだよ。
待ち時間が長い。半分寝ながらじっと待つ。番号で呼ばれるシステムは、ベルトコンベヤに乗った部品と同等である。そういう、ないがしろにされる経験がいやだ。テレビには延々と「がんの早期発見、早期治療」みたいな、一年前と同じビデオが繰り返し繰り返し流れている。「1984」的な世界である。
忍耐の時が終わって、まずタバコを吸うためにカフェに入る。おなかが空っぽで、コーヒーなんか飲みたくないのだが、仕方がない。
新宿に出る。時刻は午後三時半。まともなごはんを食べさせる店は昼休みで、喫茶店くらいしか店がない。小田急百貨店の上に行ってみるが、あさりのパスタと蟹のリゾットなんか食べたくない。地下に降りて西新宿の方に行く。喫茶店はどこもパスタとピラフである。まともなごはんが食べたいよう。
ねぎしで牛カルビ定食。何だか敗北したような気がする。
というように、健康診断はいつも全体的に不愉快な体験である。帰ろうとして、京王線の準特急に乗る。まだ時刻が早いので座れたー、と、iPod を出そうとして、イヤフォンがないことに気付く。どこで落としたんだ? 朝は聴いていたから確かにあった。半分寝ていたどこかでなくしたのであろう。
即、電車を降りる。京王線のホームから地下道に出て、ねぎしに戻る。落とし物はなかったそうです。西新宿から大江戸線の新宿西口駅まで歩く。遠い。呆然としたまま東新宿に戻り、タバコを吸ったカフェ、落とし物はなかったそうです。健康診断センターに電話。もう受付に人がいないから明日の朝九時以降にかけなおして下さい。

あぁあ(by mk)。

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2007年10月15日 22:06に投稿されたエントリーのページです。

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