青梅に行った。昼から出かけた。バスで境に出て、中央線で一時間の旅である。青梅は田舎の駅だった。昭和三〜四十年には栄えた町だと言う。昭和のレトロ映画看板が町おこしの小道具になっていて、駅の通路から、普通なら「JR で東北の旅」のポスターが貼ってあるところに映画看板なのであった。町に出てもあちこちに看板が飾られていて、町おこしの努力を思わせた。商店街を歩き、坂を下って青梅街道を渡る。もっと先に山が見える。そちらに進むと、ふいに人の声が沸き起こって、多摩川の川岸でバーベキューの人々だった。
橋から多摩川を望む
橋を渡って川岸に下りる。川岸は玉石でごろごろである。注意深く歩いて、川べりまで行き、足を浸す程度の水遊びをした。水は冷たい。流れは速い。楽しんだ。
川岸から橋を見上げる
その辺りは公園になっていて、奥には水泳場があるらしい。川の水で泳ぐのは気持ちがよい。一度だけ、川で泳いだことがある。そんな話をしながら、来た橋を渡って戻る。今度は上り坂である。細い道や階段を上がって、青梅街道に出る。セブンがあったのでゲロルシュタイナーを買う。もう少し上って、商店街の道まで戻る。昭和幻燈館や赤塚不二夫会館やとなりのレトロなど、施設がまとまっている。その少し先の角を曲がったところに、とんかつ屋があった。ロースかつ定食とかつ丼をがつがつ食べた。レトロな味わいだったと言えば、そんな感じ。帰る。帰りは始発の東京行きに座れた。進むにつれ、人が降り、人が乗ってくる。土曜日だからか、電車は混まなかった。境でヨーカドーで夜食の買い出しをして、旅は終了。小旅行は楽しいな。