一ヶ月延びた予定のカレーと映画。「誰も知らない」は、★3 ですかね。役者はみんな存在感が確かでとてもいい。茂の天然の愛敬が最高。悪人がいない世界。木村兄さんが汚れ役でにやにやした。ただ何か…、清潔で整っていて、風は吹いているけれど微風な感じで、夏の汗もスコールの公園も、きれいに流れていく。「あいつんち、くせーんだよ」という台詞がありましたが、荒れた部屋も汚く整い、臭気は漂わない。ぎりぎり最低限に抑えられた会話。子どもは何も言わなくても、もっと、もっと、もっと苦しい。そういう煮詰まったところが観たかったかな。「異臭を放つ宝石」とは…。コンビニ店員の女子が変わった顔でよかったと思ったら主題歌の歌手かよ! まぁ、劇場でハズレを掴むと激怒する(¥1,800)とまで言わず、確か「座頭市」以来の映画館はそれなりに暗くて楽しかったでした。秘宝を買っているくせに読まないので、公開前からわくわく待つということが出来ない。そんなことでどうする、と言いながら、中原くんの古いトラッシュ・ムービー本「ソドムの映画市」を読んでいる…。